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ヨルダン軍操縦士「焼殺」映像22分

おりの中で天仰ぐ男性 ヨルダン軍操縦士「焼殺」映像22分

2015.2.4 10:00

http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/150204/wor15020410000014-n1.html

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」を名乗るグループが公開したとされる映像では、ヨルダン空軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉(26)とみられる男性がおりに入れられ、生きたまま火を放たれる極めて残忍な手法で殺害されている。

 映像は約22分で、ヨルダンのアブドラ国王がイスラム国に対する軍事作戦への参加を表明した場面やオバマ米大統領の首脳会談、共同記者会見の様子をつなぎ合わせて始まる。

 オレンジ色の服を着たカサスベ中尉とみられる男性は「ヨルダン国民へ。ヨルダン政府はイスラエルの協力者だ」などと話し、自分が参加した空爆について、操縦していた機体の種類や攻撃に使用したミサイル、他の参加国などの詳細を語らされている。

 男性は顔中に傷があり、顔全体がむくんでいるようにも映る。

  ミサイル攻撃で建造物が破壊される上空からの映像と、空爆で殺害されたとされる子供らの映像が繰り返し流された後、カサスベ中尉とみられる男性が、がれき が散乱する空爆現場のような空き地を歩く。そろいの軍服にベージュの目出し帽をかぶり、自動小銃のようなものを手にした数十人の戦闘員が取り囲んでいる。

 男性は黒いおりに閉じ込められ、空を見上げて目を閉じる。着衣はぬれているようにも映り、事前にガソリンがかけられた可能性がある。たいまつを持った戦闘員が離れたところから火を放つと、地面を伝って炎がおりに襲いかかる。

 映像は、ほぼ全編がアラビア語で、画面の左上にはイスラム国のメディア部門「アルフルカーン」のロゴがある。コンピューターグラフィックス(CG)が駆使されるなど、極めて精巧に編集されている。