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<米国>元米兵捕虜団体を招待へ 安倍首相、真珠湾慰霊時

 

<米国>元米兵捕虜団体を招待へ 安倍首相、真珠湾慰霊時

毎日新聞 12/21() 7:00配信

<米国>元米兵捕虜団体を招待へ 安倍首相、真珠湾慰霊時

真珠湾

 【ワシントン西田進一郎】米ホワイトハウスは19日、安倍晋三首相が今月26、27日にハワイを訪れ、日米開戦の発端となった真珠湾攻撃(1941年12月7日)の犠牲者をオバマ大統領と慰霊する際、第二次大戦中の元米兵捕虜たちの団体を招く方針を固めた。米国側関係者が明らかにした。

【写真で見る真珠湾攻撃の様子】

 オバマ氏は、首相の真珠湾訪問を「75年前には想像もできなかった同盟で結ばれる米国と日本が、より平和で安定した世界に向け手を携え続けることの証し」と位置づける。旧日本軍の元捕虜たちの団体を招待することで、和解を強く印象づけたい考えだ。

 両首脳は、旧日本軍の真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナの上に建つ「アリゾナ記念館」で献花し、所感を述べる予定だ。日本の首相が同記念館で慰霊するのは初めて。ホワイトハウスはこの式典に、42年にフィリピン・バターン半島で米兵捕虜ら多数が死亡した「バターン死の行進」の生存者らで作る「全米バターン・コレヒドール防衛兵記念協会」を招く方針だ。父が元捕虜で同協会の代表を務めるジャン・トンプソン氏(59)に出席を依頼する方向で調整している。

 首相の真珠湾訪問について、トンプソン氏は今月13日に毎日新聞の取材を受けた際、「首相が日本政府、国民を代表して公式に訪問することを非常にうれしく思う」と評価。そのうえで「(首相に)謝罪が必要とされているとは思わない」とし、「第二次世界大戦の歴史やその結果を首相や日本政府がどれだけ誠実に理解しているかを示す、意味のある言葉を語ることを期待している」と語っていた。

 和解を目的に今年5月に実現したオバマ氏の被爆地・広島訪問を巡っても、ホワイトハウスは同協会に現地での式典出席を水面下で打診した。

 協会側は元捕虜の名前を挙げて推薦したが、調整段階で経緯が公になったことなどもあり、ホワイトハウスは最終的に招待を見送った。