「八ツ場」に、『コンクリート から人柱へ』

 

 

 

朝日新聞は今本博健と言う専門家で、物議をかもした。

日経新聞は、コンクリートから人柱へ、で、記憶を新たにした。

 

朝日新聞は専門家に、八ツ場ダムの貢献は検証が必要と言うが、

1000年に一度の集中豪雨を再現するのは、どうやってやるのか?

確かに、効能のほどは疑問である。

治水に関しては、ダムと遊水地、堤防など総合的に対策を取ると言うのが

現今の科学力であるらしいが、朝日新聞には説明不足か、報道しないらしい。

 

ハザードマップが現地状態と極めて合致していると評判である。

被災については、西日本集中豪雨の驚愕する被害者数69名に対して、

広域6県、河川数に対して現在79名の死者と少なかったとも

考え得るが、被害者の思いを致せば、悔しい思いがする。

数日を経て、被害が明らかになるなど情報伝達の遅れも指摘しておきたい。

 

神奈川県山北町自衛隊給水事件での黒岩神奈川県知事のルール違反は

自衛隊災害派遣自衛隊83条、83条追加、83条の2項、83条の3項など

派遣形態も、要請による派遣、自主派遣、近傍派遣、放射能派遣

ファーストフォースなど、幾度もの改正を経た法令と思える。

黒岩氏のルール違反とは間違いであろう。県知事が派遣の要請を行う実情にも

自衛隊組織の人員が少ないなどの問題が透けて見える。地域内の実情を知った

県が窓口になるという法趣旨である。

 

自衛隊の活動が、自衛隊法に定める自主派遣ないし近傍派遣なら、黒岩知事の

発言が、疑問である。人員も機材も資金も限定する中で、活動が無駄になった原因が

重大問題である。先にも示したように、自衛隊法、災害派遣活動が毎年、

中身が変化し担当部署の職員が熟知していないのが主原因と見られる。

 

憲法9条改正で、安全保障法制、根拠法の改正が必要とも見える。

基本法の制定に関して、緊急事態法の挿入は政治的紛糾の元となるかも知れないが、

自衛隊法が毎年改正するのは、確かに問題である。その事が一番懸念される。

 

憲法自衛隊を明記しても実際には行動できない事も重大な瑕疵 である。

 

専守防衛と、憲法審査会 、憲法9条改正とが、安全保障のブレーキとなっている。

ツマリハ、パヨクの拠点なのだ。これは、論議をすればするほど、理解されると思う。

 

『生存は、全ての事項に優先する』

 

それ、死んで花実が咲くものか、日本国民の生命の安全は全てに優先する。

憲法9条が、日本国憲法違反だと言う、論拠である。

 

 

 

「八ツ場」に野党ピリピリ 神経質に反論、“反省”の言葉なし

10/18() 18:42配信

産経新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191018-00000604-san-pol

立憲民主党の福山哲郎幹事長

 旧民主党出身の議員が「八ツ場(やんば)」との言葉に神経質になっている。政権時代に「無駄な公共事業」として建設凍結に動いた八ツ場ダム群馬県)が台風19号で一定の治水効果を発揮したとされるためだ。しかし、かつての当事者から「反省」の言葉は聞こえず、むしろ批判に反論する発言が目立っている。

 八ツ場ダムをめぐっては、自民党旧民主党政権が掲げたキャッチフレーズに引っかけ「『コンクリートから人へ』とのかけ声のもとで、紆余(うよ)曲折を経てきた」(松山政司元科学技術担当相)などと野党を攻撃している。

 これに対し、菅直人政権の官房副長官だった立憲民主党福山哲郎幹事長は16日、記者団に「台風対応に懸命に取り組まなければいけないのに、批判すること自体がナンセンスだ」と反論した。一方、建設を一時中断した判断そのものへの言及は避けた。

 副総理や外相などを歴任した岡田克也衆院議員は17日の記者会見で「1つの事例を捉えて大規模ダムの建設を正当化するのは当たらない。それならば、すべてスーパー堤防にして、全部ダムを作ればいい」と反発。建設中止を決定した当時の首相で、政界を引退した鳩山由紀夫氏も18日のツイッターで、八ツ場ダムの効果を主張する声に「事実ではない」などと反論した。

 折しも旧民主党勢力を中心とした野党統一会派の結成直後だけに、「過去の亡霊」の払拭に必死のようだ。

 

 

八ツ場ダムの効果称賛、専門家は疑問視「冷静に検証を」

有料記事 台風19号

聞き手・丹野宗丈 201910170730

https://www.asahi.com/articles/ASMBJ6F0GMBJUHNB01Q.html

 

記録的な大雨をもたらした台風19号で、試験貯水中に満水となった八ツ場(やんば)ダム群馬県長野原町)の治水効果をめぐり、称賛と批判が渦巻いている。こうした状況について、治水の専門家の今本博健・京都大名誉教授(河川工学)に話を聞いた。

     ◇

 台風19号に関する八ツ場ダムの治水効果は今後、データをそろえ冷静に検証する必要がある。私たちは洪水と共存しながら人命を守っていかなければならない。私はダム推進派でも反対派でもないが、効果を過大評価せずに見つめていかなくてはならないと思う。

 今回は試験貯水中で、たまたまダムの容量に通常以上の余裕があった。

 ダムが運用中なら下流の利水の…