「慰安婦問題」で韓国が日本を責める資格などない!~ライダイハン/韓国がひた隠しにする不都合な真実~
2015.10.23 慰安婦問題
「慰安婦問題」で韓国が日本を責める資格などない!~ライダイハン/韓国がひた隠しにする不都合な真実~
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「歴史を直視しない」のはどちらか?「慰安婦問題」よりはるかに残虐非道な韓国による蛮行
『加害者と被害者という歴史的な立場は千年の歴史が流れても変わらない』
これは2013年3月1日に韓国で行われた式典で、朴槿恵大統領が日韓関係について語った発言である。
自らを「被害者」と称し、日韓基本条約により両国間では「完全かつ最終的に解決」している慰安婦問題で日本を「加害者」と永遠に責め続ける韓国。
果たして彼らにはその資格があるのだろうか?
韓国国内でタブーとされているベトナム戦争で犯したあまりに大きな罪とは?
不都合な事実に蓋をし、歴史を直視しようとしないのは一体どちらなのか。
「慰安婦問題」よりひどい?韓国とベトナム戦争のタブー
あなたは「ライダイハン」という言葉をご存知だろうか?
「ライ」はベトナム語で動物を含む「混血雑種」を意味する蔑称で、ダイハンは「大韓」のベトナム語読み。
つまり韓国人男性とベトナム人女性の間に生まれた混血児のことである。
ベトナム戦争当時、現地のベトナム人女性の多くはアメリカ軍の同盟として参戦してきた韓国軍兵士により強姦され虐殺されたが、辛うじて殺害を免れた女性が出産した子供が「ライダイハン」なのだ。
そもそもベトナム戦争とは、インドシナ戦争後に南北に分裂したベトナムで発生した戦争であり、アメリカを盟主とする資本主義陣営と、ソ連を盟主とする共産主義陣営との冷戦を背景とした米ソの代理戦争でもあった。
1975年4月30日、南ベトナムの首都サイゴンが陥落したことで戦争は終結したが、アジアの小国が圧倒的な軍事力を持つアメリカ軍を敗退させ、悲願の民族統一を実現したことは、全世界に衝撃を与えた。
当時の韓国は1961年5月16日に起こった軍事クーデターで政権を掌握した朴正煕らが率いる軍事政権であり、アメリカの歓心を買い、その正当性を認めてもらうことが重要であった。
また朝鮮戦争により壊滅状態であった自国経済を立て直すためには戦争特需が必要であることからベトナムへの派兵を希望していたが、アメリカのケネディ大統領には受け入れられなかった。
しかし、ケネディ大統領が暗殺され、ジョンソン政権に代わると韓国軍の派兵は段階的に認められるようになり、最終的には2個師団プラス1個旅団の延べ約31万名、最盛期には5万名が派兵された。これはアメリカに次ぐ大量派兵であった。
派兵された韓国軍兵士は、現地でベトコンと見なした一般市民を女性や子供も含めて虐殺する事件やベトナムの女性を強姦する事件など、口にするのもはばかられるような蛮行の限りを尽くした。
1965年から1966年の間、フーイェン省のタオ村で、韓国軍は、ほとんど大部分が婦人の村人42人を狩り立て、やがて小火器を浴びせ、全員を殺害した。1966年1月11日から19日の間、ジェファーソン作戦の展開されたビンディン省では、韓国軍は300人以上の住民を捕まえ、拷問を加え、更にまた400人以上のベトナム人を殺した。1965年12月から1966年1月の間に、韓国軍は、ビンディン省のプレアン村では数百戸の家々を炎上させ、一方キンタイ村を完全に掃討した。同じ省の九つの村々で韓国軍は、民間人に対して化学兵器を使用したのである。
1966年1月1日から同月4日までの間に、ブン・トアフラおよびヨビン・ホアフラ地方で、韓国軍は、住民たちの所有物を残らず略奪したうえ、住民の家やカオダイ教の聖堂を焼き、さらに数千頭の家畜を殺した。彼らは、また仏教寺院から数トンもの貨幣をくすね、それから人民を殺したのである。
「ある村が、わが軍の支配下に陥ると、その次の仕事はベトコンから村人たちを分け離すことなのだ」こう言ってのけたという韓国軍将校の話が引用された。ナムフュン郡で、韓国軍は4人の老人と3人の妊婦を、防空壕の中へ押し込め、ナパームとガスで殺した。アンザン省の三つの村では110人を、またポカン村では32人以上を、こうしたやり方で、殺したのである。
1966年2月26日、韓国軍部隊は、137人の婦人、それに40人の老人と76人の子供も一緒に、防空壕の中へ押し込めて、化学薬で殺したり、全員を盲にさせたりした。1966年3月26日から28日にかけて、ビンディン省で、韓国軍は、数千におよぶ農家と古寺院を炎上させ、若い女性や年老いた女性を集団強姦した。8月までに、勇猛な朝鮮人たちは、ビンディン省における焦土作戦を完了した。
フーカット郡では、3万5千人の人たちが、死の谷に狩り立てられ、拷問を完膚なきまで加えられてから全員が殺された。10月には、メコン河流域では、裸で両手ないしは両足を縛られた9人の遺体が川から引揚げられた。これらは、いずれも陵辱された少女たちの遺骸であった。この事件に先立って、同じ地域で共同作戦中の米軍と韓国軍が、昼日中に結婚の行列を襲い、花嫁を含め7人の女性を強姦した、との報道もあった。かれらは、結婚式に呼ばれた客の宝石を残らず奪ったうえ、3人の女性を川の中へ投げ込んだ。
放火、銃剣による突き殺し、拷問、強姦、強奪こんな記事は、ほとんど毎日のように続いている。母親の胸に抱かれたいたいけな乳幼児でさえも、非人間的な殺人行為を免れることができないのだ。これは、たった一都市に起きた南京大虐殺どころの話ではないのだ。これこそ、アメリカの新聞の力をもってしても、中国の南京で起こった話を語ることのできない、今日のベトナム民族大虐殺なのである。つまり今日では米軍および韓国軍の検閲官が全強権を発動し、事実が明るみに出るのを妨げているのである。
(中略)なぜ在ベトナム韓国軍がかくも攻撃的で残酷であるかという理由は、彼らが、アメリカが与えてくれた援助に対してお返しをするためであり、さらにまたそれは韓国民に対して彼らが、アジアにおいて平定の役割を演ずることができるのだという誇りと確信の感情を与えるためである、と1967年5月、ソウル政府当局は日本人記者に説明した。
(D・W・W・コンデ、『朝鮮-新しい危機の内幕-』新時代社、1969年)
生存者の韓国軍の行為に関する証言で共通な点は、無差別機銃掃射や大量殺戮、女性に対する強姦殺害、家屋への放火などである。
これらの虐殺が行われた村では『タイハンの残虐行為を忘れまい』と碑を建てて残虐行為を忘れまいと誓い合っているという。
「慰安婦問題」で日本を責める前に韓国こそ歴史を直視せよ!
これほどの残虐非道が行われたベトナム戦争への韓国軍の参戦を決定した人物とは?
現在の韓国大統領朴槿恵の実父、大韓民国第5第大統領朴正煕である。
ここで改めて朴槿恵韓国大統領の発言を引用する。
「加害者と被害者という歴史的な立場は千年の歴史が流れても変わらない」
彼女自身の言葉を借りれば「加害者」である韓国と、「被害者」であるベトナムの関係も千年の時がたっても変わらないはず。
しかし、実の父親が派遣した自国の兵士たちがベトナム人たちに対して行った筆舌に尽くし難い蛮行の数々に対し、捏造された「慰安婦問題」で日本を糾弾するときにはあれほど饒舌であった朴槿恵大統領の口は固く口を閉ざされている。
「戦時の女性に対する性暴力は、どの時代、どの地域を問わず、明確に人権と人道主義に反する行為」
これは2014年9月24日、ニューヨークの国連本部で行われた国連総会における基調演説での朴槿恵大統領の発言であり、日本の「慰安婦問題」を間接的に批判したとされている。
一方、朴大統領の訪米に合わせ、2015年10月15日付のウォール・ストリート・ジャーナルには韓国に謝罪を求める意見広告が掲載されたが、朴大統領はこれも黙殺。
常々自らが日本を批判するときに言い続けてきた「誠意ある対応」は一体どこへいってしまったのか?
ベトナムで韓国が行った蛮行は気にしないが、日本にされたことは絶対に未来永劫許さぬとは、なんとも自己中心的で虫のいい主張と言わざるをえない。
歴史を直視できない国「韓国」に慰安婦問題を語る資格はない!
韓国がアメリカに頼み込んで参戦したベトナム戦争において、派兵された約31万人の韓国軍兵士が起こした大量虐殺事件は約100か所、殺害された人数は推計1万人から3万人にものぼると言われており、ベトナム現地での明確な証言・証拠があるにもかかわらず、韓国国内ではこれらの事実について言及することはタブーとされてきた。
アメリカ軍によるソンミ村虐殺事件などの残虐行為がベトナム戦争当時から国際的に批判を受け議論の的となったのとは対照的に、韓国軍による虐殺行為については、こと韓国国内では長く沈黙が保たれてきた。
ベトナム派兵を決定した朴正煕大統領が暗殺され、その後を継いだ全斗煥・盧泰愚両大統領がベトナム戦争で武勲を挙げた軍人であったという政治事情もあり、これほどの残虐な戦争犯罪を犯しておきながら、その事実は韓国国内では長く隠蔽されてきたのだ。
そしてそのタブーに触れたものには恐ろしい暴力による制裁が待っていた。
リベラル紙『ハンギョレ』が発行する週刊誌『ハンギョレ21』が「韓国軍が、ベトナムで老人や子ども、女性をたくさん殺していた」との記事を掲載した際には、ベトナム戦に従軍した退役軍人ら2000人余りがハンギョレ新聞社に乱入しコンピュータを破壊するなどの暴力行為に及んだ。
彼らは「大韓民国枯葉剤後遺症戦友会」のメンバーで、国のために闘った戦友を冒涜されたと激しく抗議したのだった。
韓国国内では長く隠蔽されてきた韓国軍のベトナム戦争での蛮行だが、世界中にその歴史的事実を隠し通せるはずもなく、米誌『ニューズウィーク(2000年4月21日号)』が「暴かれた英雄の犯罪」と題してベトナム戦争での韓国軍の虐殺問題を取り上げ、「8000人以上の民間人を殺した韓国軍の虐殺行為の数々が明らかにされつつある」と、7ページにわたり大々的に報じた。
しかしながら、このような報道に対しても、ベトナム戦争当時、韓国軍総司令官だった蔡命新は「誰に対しても償う必要はない、あれは戦争だった」と明言しており、韓国政府も自国の過去の蛮行を公式に認めることはなく「このような意図的で組織的な民間人の虐殺を韓国軍が行うことはあり得ない」と全面否定している。
そして韓国の歴史教科書では、ベトナム戦争について、「共産侵略を受けた南ベトナムを支援するために韓国は派兵した」との1行記述があるのみ。
日本に対しては、莫大な戦後補償を受けておきながら執拗に謝罪を要求し続けるにも関わらず、自国の兵士が起こした「負の歴史」には目をつぶり、反省はおろか事実を認めることすらしようとしないのが韓国という国なのだ。
「歴史認識はその国が進むべき未来を示す羅針盤だ。過去の過ちを正視せずに新しい時代を切り開くことはできない。過去の過ちを認めない指導者も新しい未来を切り開けない」
2014年3月の「3.1独立運動」の記念式典における朴槿恵大統領の発言である。
日本に向けて発した発言と思われるが、そっくりそのままお返しさせていただく。
「慰安婦問題」で日本に絡む前に、まずは自分たちの過去を見つめなおし、真摯に反省するところから始めるべきなのである。