NHKが日の丸を中国国旗の下に 岸信夫外務副大臣「あってはならない」
NHKが日の丸を中国国旗の下に 岸信夫外務副大臣「あってはならない」
http://www.sankei.com/politics/news/170413/plt1704130033-n1.html
NHKが3日に放送した番組「ニュースウオッチ9」の中で、日本の国旗を中国の国旗の真下に表示していたことが13日、わかった。岸信夫外務副大臣は同日の参院内閣委員会で、独立国の国旗を上下に位置させることについて「下の国旗は下位、服従、敵への降参などを意味し、外交儀礼上、適切ではなく、あってはならない」と答えた。
自民党の有村治子参院議員の質問に答えた。映像は航空自衛隊の戦闘機の緊急発進(スクランブル)急増に関する特集の中で使用された。有村氏は「NHKはどこの国の公共放送か」と述べて批判した。
NHK広報部は産経新聞の取材に対し「上空を飛行する中国機に対し、スクランブルをかける自衛隊機のイメージをわかりやすく示すため、両国の国旗と機体の画像を使って放送した。国の上下関係を示す意図はなかった」と説明した。
「日の丸は右翼的なのか。そんな国は日本だけ」「日本は戦争に負けた資源小国のままか」青山繁晴参院議員が群馬・高崎で講演
http://www.sankei.com/politics/news/170206/plt1702060012-n1.html
青山繁晴氏
安全保障の専門家で参院議員の青山繁晴氏が5日、高崎青年会議所OB会「学び場」の招きで「日本の出番、祖国は甦(よみがえ)る」と題した講演会を、群馬県高崎市のビエント高崎エクセルホールで行った。
青山氏は、昨年夏の参院選で「一番なりたくなかった議員」に出馬した経緯を語りながら日本の問題点を列挙。40年前、横田めぐみさんが北朝鮮工作員に拉致された際、「海保も海自も拉致は知らなかったが、北の動きは把握していた。でも手は出せなかった」とし国家間の交戦権を否定した憲法の問題点を指摘。「めぐみさんを拉致したのが犯罪者だったら阻止できた。相手が国家だったから何もできなかった」と語った。
演題の「祖国」について「右翼的だという人が今も多い。日の丸や君が代に対してもそうだ。そんな国は世界中捜しても日本だけ」とした上で、「日本は戦争に負けた資源小国のままなのか」と問い、日本海などのメタンハイドレート採掘や戦後、戦争に敗れた国々の事例と比較しながら日本の特異性を指摘。
憲法を整え、英米での政治的激変など戦後体制が壊れつつある世界の中で日本の出番が来たとし、祖国を甦らせる主体について「私や安倍首相は代理人に過ぎない。主役は皆さん一人一人だ」と500人近い聴衆に訴えた。