【河東哲夫??/北朝鮮問題】「圧力」一辺倒よりも日本が仲介者としての外交をすれば、日本も世界で見直される ????

 

そりゃあ、見直すと言うよりは驚くと言う方だろう。

 

拉致問題と言う、国家主権を無視した犯罪が有る限り、日本政府も日本国民も

妥協する意図は、持ち合わせていない。

 

河東氏は、対米軍事依存を続けながら、仲介者として労を取れと言うのだ。

発言も、内容も矛盾している。米国が日米安全保障条約を維持し続けるとは、

米国にとっての利益を優先するためとは、思わないんだろう。

 

 

2017100722:15

海外

【河東哲夫/北朝鮮問題】「圧力」一辺倒よりも日本が仲介者としての外交をすれば、日本も世界で見直される

http://kimsoku.com/archives/9672188.html

 

1 名前:ろこもこ ★2017/10/07() 21:09:57.70 id:CAP_USER.net
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171007-00010001-newsweek-int

北の振り上げたこぶしは日本に向かうのか

トランプ米大統領北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)国務委員長。今時の国際政治の2大スターは、罵り合いに果てしがない。外国との経済関係の大部分を止められた北朝鮮ABCD包囲網で経済的に締め上げられた戦前の日本と同じく、ハワイ・真珠湾攻撃のような奇襲に起死回生を懸けるだろうか。

北朝鮮が東京とソウルを核攻撃すれば、犠牲者は最大380万人

当時の真珠湾の艦隊に相当する米軍の大戦力は、今はグアム島爆撃機群に相当する。北朝鮮がここを奇襲すれば米軍は直ちに報復し、在日米軍基地からも軍艦や戦闘機が進発する。そのとき日本は北朝鮮からの攻撃対象になるだろう。

朝鮮戦争のとき日本は、朝鮮半島で戦う米軍に文字どおりの基地として使われた。その後60年の日米安保条約改定で、有事の基地使用の際に日米は相互協議をすることとなった。つまり、米軍が北朝鮮での作戦に在日基地を使うことに、日本はノーも言えるのだ。

そんなことをすれば、米国内で日本非難が巻き起こるだろうが、アメリカ自ら日米安保を破棄はするまい。03年のイラク戦争で、トルコは米軍が国内基地を足場として使うのを許さなかった。アメリカでは大変な不満が渦巻いたが、NATOの一員、米同盟国としてのトルコの地位は揺るがなかった。中東と欧州の間に位置する大国トルコは、アメリカが簡単に捨てられない戦略的価値を持っているからだ。

アジアでは日本もアメリカにとって、トルコに勝るとも劣らない価値を持っている。もっとも日本はトルコより対米依存がはるかに強い。日本があまり調子に乗ってアメリカに盾突くと、経済などの方面で何か報復措置を食らうことになる。

ネオコン政策からの決別>

しかし北朝鮮は、真珠湾のような奇襲はするまい。真珠湾の米艦隊をたたけば米軍をしばし麻痺させられた戦前とは違う。今では北朝鮮がグアムの米軍爆撃機を撃滅しても、代わりはすぐ飛んでくるし、空母艦隊や米海兵隊の打撃力も北朝鮮を圧倒する。実際、923日深夜から24日未明に米爆撃機編隊が北朝鮮東方の領空近くを威嚇飛行したとき、北朝鮮は何もできなかった。金は振り上げたこぶしのやり場に困っているに違いない。

そこで事態を収拾するとっかかりがある。世界は今回のトランプの国連総会演説にあきれているが、実はこの中にヒントがある。それは「アメリカは自分の生き方を他国に押し付けない。むしろ皆にモデルとして仰ぎ見られるような存在になることを目指す」という部分。これは独裁国を「体制転換」で倒すという、ネオコン的政策からの決別を意味するのだ。

00
年代、共和・民主両党の傘下団体も含め、アメリカの官民組織が国外での「民主化」運動、そして「体制転換」を仕掛けた。このことが中東やウクライナで不毛の混乱を招き、アメリカの負担を増やしてきた――これがトランプと一部側近の持論で、対ロ宥和政策の背景も成している。現にロシアのラブロフ外相も今回のトランプの国連演説を高く評価している。

もともと北朝鮮の問題は、ソ連スターリン北朝鮮金日成をあおって韓国に侵攻させたことに発する。朝鮮戦争の休戦後も、米韓両国は北からの圧力をはね返すために共同軍事行動を繰り返してきた。北はこれを「体制転換の策動」と受け取って自衛行動として核開発を行うという悪循環が生じている。

だから米韓・朝の双方が体制転換の試みを放棄することを宣言するとともに、北の核兵器削減に比例して制裁も解除し経済関係を進めることで合意すれば、トランプ、金双方の面目も救った上での収拾が可能となろう。

核開発問題をめぐる6カ国協議のメンバーを見回せば、日本が仲介者として一番ましだろう。首相が世界に向けて発信する基本方針に沿って、外相がシャトル外交を展開。同時に拉致問題も前進のめどを付ける──。「圧力」一辺倒よりもこういう外交をすれば、日本も世界で見直されるのではないか。



引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1507378197